エネルギーと放射線               

地球の生物が生きるために絶対的に欠かせないのが、 “太陽エネルギー” です。
太陽からのエネルギーは、原子核融合反応によってもたらされるエネルギーです。
太陽の光を利用する太陽光パネルによる発電も太陽で作られた光のエネルギーを
電気エネルギーに変換しているものです。
再生エネルギーと呼ばれるエネルギーは全て、太陽から降り注がるエネルギーを
電気エネルギーに変換しているものです。

当法人ではより効率的な再生エネルギーの活用等エネルギーの活用に努めており、
また、放射線も宇宙の起源にまで遡る自然界の重要な要素ですが、
高度な測定技術による放射線の安全有用活用や評価等専門家がお手伝い致します。

一般建設業に係るコンサルティング         

我が国は脱炭化に向けた再生エネルギーの活用など積極的に取り組むべき課題が多い。
このため、当社団では一般建設業についてのコンサルティングを行っています。
具体的には、太陽光造成工事事業、除染工事事業、建物解体工事業などがあり、
各種建設事業に関するコンサルティングを行っています。

福島県コーラル吸着復興コンサルティング       

2011年3月11日の東日本大震災に起因した東京電力福島第一原子力所事故からの
放射性物質の飛散により汚染した「指定廃棄物と対策地域内の廃棄物」が大量に
発生し、この課題は現在も東北地方の被災地域の復旧と復興、及び、住民帰還の
推進には極めて大きな地域の重荷であり、我が国の大きな課題となっています。
もちろん被災を受けた福島県の地域にとっては最重要な課題であります。
次世代エネルギー・環境研究開発機構では、かねてより福島復興へ向けての
専門家の叡智を集約し、関係者との協力・支援と検討を重ねてきています。
項目としては、コーラルをセシウム吸着剤として吸着試験、有害元素の吸着剤
として吸着特性を調査、農地土壌等の改良剤として利用可能性を検討、
被災地住宅周辺等の環境整備などへ利用可能性を検討し、そのコンサルティング
を中心に実施しています。

復興コンサルティング              

地球上の土壌はどの地域においても、古来から自然に存在するウランやトリウム等、
自然放射線源を含んでいます。2011年に発生した福島事故により拡散した原子炉起源
の放射性物質は、古来から自然界に存在する自然放射線量と同程度のレベルに除染する
ことで人々の安心した暮らしに繋げることができます。

また、同時に放射線に関する正しい知識を身につけることが取り扱い及び安全且つ、
有用な使い方を知る上で大変重要です。微量の放射線が人間や動物に貴重な効果を
もたらす例として身近なところでは、放射能温泉として知られる鳥取県三朝温泉や
山梨県増富温泉等が有名であり、秋田県の玉川温泉では、特別天然記念物に指定を
されている北投石※がラジウム等の放射線を発しています。
これらラドンやラジウムは昔から温泉療養や医療として親しまれてきているものです。
※世界で玉川温泉と台湾の北投温泉でしか生成されていません。

これら放射能温泉が人体に貴重な効果をもたらす理由として、温泉中のラドンから
放出される微量の放射線が体内に吸収されることで細胞が刺激され免疫力の向上や
血流改善効果があげられます。

2011年の福島事故の後これまで国や福島県等で実施されてきた除染は、
汚染された土壌などを機械的に除去し中間貯蔵施設等に移動するという手法でした。
当社団では、共生・安全に重きを置き、自然由来の吸着性貝化石などを活用し、
放射性物質を吸着固定化することで放射性物質の生活圏への拡散を防止するなど、
専門家によりコンサルティングを行っております。
高度な測定技術による放射線の安全有用活用や評価等専門家がお手伝い致します。

森林農地の有効活用               

我が国は国土の約67%が森林です。森林は、人間や動物が排出する二酸化炭素を
吸収し酸素を放出してくれる、人間など生き物の生存に欠かせない存在です。
従い現在の二酸化炭素による地球温暖化の防止、対策は欠くべからざるものです。
農地は国土の約13%ですが耕作放棄地の増加など解決すべき問題が多くあります。
森林・農地をこれから先の日本でどのように自然と共生をしながら有効活用して
いくかが少子化問題などと並び重要な課題となっています。
当法人は、様々な観点からの検討を行った上で、森林・農地の有効活用について
コンサルティングを行っています。